日本とアメリカは 社会保障協定 を結んでおり、派遣期間が5年以内の場合、原則として日本の公的年金と健康保険に加入し続けることでアメリカの社会保険(FICA税)の支払いが免除されます。
しかし・・・5年を超える可能性があるのであれば、少しでも会社に払ってもらうようにしてください!
なぜなら、アメリカの年金も受給できるようになるからです。
駐在員にとって重要なのがこの協定:
以下は「通算資格あり(日本と合算で40クレジット超え)」という前提で、実際にアメリカで支払った期間ごとの受給額の目安です。
米国での支払年数 | 想定年間収入(給与$70,000) | 月額受給額の目安(67歳時点) |
---|---|---|
1年(4クレジット) | $70,000 | $80〜$100程度 |
2年(8クレジット) | $70,000 | $150〜$200程度 |
3年(12クレジット) | $70,000 | $220〜$280程度 |
4年(16クレジット) | $70,000 | $300〜$360程度 |
5年(20クレジット) | $70,000 | $400〜$450程度 |
(つづきはこちら)第4回:ホームリーブ(帰国手当) – いつ帰れる?どこまで会社負担?